東京の中野区沼袋にある明治寺をご存じだろうか?

西武新宿線で高田馬場から各駅停車に乗って、約8分。沼袋駅北口から坂道を登ること5,6分にある寺です。この寺で献灯会なるものが開かれるというので行ってみました。

寺の存在は知っていましたが、改めてどういう寺なのかを調べてみました。

「明治寺」っていうからには明治時代にできたんだろうと安易に考えていたら、できたのは大正時代。どうやら明治天皇の病気を癒すためにつくられたそうです。

そしてこの寺の別名は、「百観音」。

その名のとおり、境内には観音様の石像が100体以上あり、その石像は、関西の西国三十三か所、関東の坂東三十三か所、秩父の三十四か所の仏像の写しだそうです。

この100体の石像をお参りすると、実際に関西の西国三十三か所、関東の坂東三十三か所、秩父の三十四か所をまわったことになるんだとか!

なんとなくだけど、中学の時に、1教科100点満点のテストを、5教科合わせて80点しか取れなかった同級生が、「8割取れた!!」って言ってたのを思い出す。

献灯会の会場では、インドネシアのガムランという音楽も披露されていました。ちなみに踊り子の右の男性はインドネシアの方で、インドネシアではかなり有名な方だそうで、このひとの人生が映画化されるそうです。

では、ガムランをひととおり観賞したところで、本日のメイン、献灯会。

ろうそくを買って、百観音の中をくるくるまわりました。

まだ明るいうちから、大人気のみちびき観音。みんな、とりあえず導かれたいようだ。

さて、関東と関西を2往復くらいしたところで、一体の石像が目に入りました。この石像、まだ一本もろうそくが置かれていない!

これはかわいそうだ。この石像さんにろうそくを置こう。

西国4番さん。ちなみに実際の西国4番は、大阪府和泉市の山の中にある施福寺だそうです。

ここ最近、西日本で豪雨があったり、台風が東からやってきたり、日本は大変です。

日本は災害大国ですから、きっとまた、災害はくるでしょう。そういう時、ひとはお祈りすることで心を安らげます。

明治寺の献灯会は、関東、関西、秩父の100の寺をまわったことになるという、スーパーマリオの裏ワザみたいな意味を持たせることによって、より気軽に人々が安心できる環境を整えているんじゃないでしょうか。