この記事を書いている頃には終わっているでしょうが、富山市では8月1日に花火大会があります。

富山の市街地の脇を流れる神通川河川敷から打ち上げられる、富山で一番の花火大会です。きむらは家のベランダから花火大会が見れたので、毎年、ベランダから見ていました。

さて、富山できょう花火大会が行われるのは、1945年のきょうが富山大空襲の日だからです。

富山大空襲は、広島と長崎の原爆を除けば日本の地方都市の被害都市としては最大といわれており、富山市中心部の99%が破壊されました。

この空襲で問題となるのは、富山は現在も日本海側では最大級の重工業が盛んな地域ですが、その工場が狙われたわけではなく、富山の商業地や住宅地が狙われました。

これ、現代で言えば、完全にジェノサイド条約違反です。ちなみにジェノサイド条約ができたのは、富山が空襲を受けた6年後です。言うまでもなく、東京大空襲も広島や長崎の原爆も、日本の空襲を受けた200都市の事例全てが、ジェノサイド条約に照らせば確実に違反でしょう。

ジェノサイド条約は第3回国連総会で採決されました。

ここでお伝えしたいのは、そんな非道な手段に訴えたアメリカに恨みを持てとかそういうことではなく、過去に事実としてそういうことがあったという認識をしっかり持つべきじゃないかということです。

あと1週間もすれば広島や長崎の原爆の日、2週間もすれば終戦記念日です。

日本はまさに総力戦だった第二次世界大戦において敗北し、現在に至ります。

戦前の日本が悪で、戦後の日本は正義のように学校の授業では習いますが、本当にそうなんでしょうか?

日本は軍国主義で民主主義なんかなかった、と教科書では書いていますが、「じゃあ、戦前にあった帝国議会はなんなの?」と疑問に思うひとは少ないように思えます。

 

戦後、厚木に降り立ったマッカーサーが英雄のように言われますが、マッカーサーが来た後、神奈川県内ではレイプ事件が多発します。

戦争においては、正義も悪もありません。第二次世界大戦で日本が負けて、アメリカが来てくれたから日本は立派な民主主義国家になったわけではありません。

ただしかし、日本が戦争に負けたから、いまの日本があるのは間違いありません。いまの日本は戦争に負けてからスタートしています。

今月はあの戦争を思い出さざるを得ない月です。いま一度、その歴史を振り返り、学ぶことも大切ではないでしょうか。