韓国がGSOMIA(軍事情報包括保護協定)を破棄するということがいま話題となっています。

韓国はアメリカや日本と同じく「自由って大事だよね」という価値観を共有する国だったと思いますが、それを自ら放棄し中国やロシアのグループに鞍替えするように見えます。韓国の文大統領は、大統領になる前から「北朝鮮のことが大好き」ということで有名なひとでしたが、ここまでぞっこんだとは思いませんでした。文大統領の目からは、北朝鮮のことをどう見えているのでしょうか?

 

↑wikipediaより、文大統領

韓国は大統領の支持率を維持するために、よく「反日」を掲げます。「過去の日帝(日本帝国主義。悪い意味で使われる)支配に対し、謝罪と賠償を要求する!」というわけですが、なぜ韓国はいつもああなのか。

その答えはもちろん歴史にあります。

日本が韓国だけでなく、朝鮮半島全域を併合したのが1910年、いまから110年くらい前の話しです。そこから1945年に日本が第二次世界大戦に敗北するまでの35年間、朝鮮半島は日本領でした。

なぜ、併合したのか?

それは朝鮮半島が日本に近いからです。現在の価値観では外国を侵略したり、植民地にしたり、戦争をしかけたりすることは悪いことですが、110年前の世界はそうではありませんでした。

世界はイギリス、ロシア、フランスなどのヨーロッパの大国(ヨーロッパ列強)が、アフリカやアジアを次々と植民地にしていきました。ヨーロッパの基準で「文明国ではない国」は「文明国」が植民地にしてもなんら問題はなかったわけです。むしろ領土が広がることはいいことでした。

だから、明治の日本は「富国強兵」「殖産興業」を合言葉に、ヨーロッパ基準の文明国になろうとしたわけです。

さて、そんな日本が独立を保つために、脅威となる国はどこか。2つありました。

1つが昔からの東アジアの大国である中国(当時の王朝名は「清」)、もう1つがヨーロッパ列強のロシア帝国です。

↑wipkipediaより清の国旗

その2つの大国と日本の間には、朝鮮半島があります。九州の対馬から朝鮮半島が肉眼で見えるらしいですが、その朝鮮半島が日本に対し敵対的になり、中国やロシア側についてしまうと、恐ろしいことこの上ないわけです。実際、朝鮮王国は中国にべったり、ロシアにべったりします。ひどいときなんか、朝鮮王国の国王が暗殺を恐れて、ロシアの公使館に逃げこみ1年ほど引きこもるなんていう事件もありました。

↑wikipediaよりロシア国旗

朝鮮王国はそもそも建国時から中国を「父」として頼ってきた国なので、自力でなんとかしようという気はさらさらなかったようです。ちなみに自分は「長男」という認識だったそうです。

だから日本は、日清戦争(1894年)で中国(清)を倒し、日露戦争(1904年)でロシアを倒し、そのあとなんだかんだあって1910年に朝鮮半島を併合したわけです。「朝鮮が危なっかしから、日本領にしたほうがまだいい!」というわけです。

いちおう解説しておきますが、韓国政府によれば、日本は朝鮮に対し侵略戦争をしたことになっていますが、そんな事実はありません。朝鮮を併合する過程でした戦争は日清と日露の2つだけです。「朝鮮」の「ち」の字も出てきません。

で、その朝鮮が1945年、日本から独立、と言いたいわけですが、そうは問屋が卸しません。朝鮮半島は南北に分断され、南半分はアメリカが、北半分はソ連(現在のロシア)が支配します。最終的に韓国と北朝鮮が独立するのが1948年です。

↑wikipediaよりアメリカ国旗

さて、韓国人が自分の国の歴史に誇りを持つようにするためには、「日本の植民地支配に必死に抵抗して、最後の最後に独立を果たした」というサクセスストーリーが必要です。実際の朝鮮半島の歴史は中国様の下ぼちぼちやってきたわけです。日本に併合されるときもまともに戦争すらできませんでした。そんなことを正直に書いたら、韓国人は自分の国に誇りが持てないわけです。

↑wikipediaより韓国国旗

だから、わかりやすいくらいに日本を悪者に仕立て、あることないこと韓国の歴史教科書に書いているわけです。いわゆる「反日教育」です。

つくづくはた迷惑な考え方ですが、そんな歴史を歩んできた朝鮮半島が反日教育を止めるのは、「まちがいなく日本に勝った!」と言えるようになる日までないでしょう。

考えてみてください。もし日本と韓国の立場が逆だったら。日本が韓国の植民地を支配を受けたとしたら。「あのとき、韓国が日本を支配したのはやむをえなかった」とか言うやつが出てきたら非国民ものでしょう。ゼッタイにネットで叩かれる。

だから日本は、韓国がなにを言ってきても冷静に、そして確実に日本の国益となるようなことを実行していくべきです。

「嫌韓」と感情的になっては、決していいことはありません。


著者
きむら

きむら

北陸地方出身。東京23区で夫婦仲良く暮らす32歳。趣味は鉄道、歴史、登山。いつか行きたいのはアイスランド。オーロラを生で見てみたい。血液型B型。中肉中背。めがね。黒髪。

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